雨の日でも太陽光発電は止まるわけではありません。ただし、晴天時より日射量が少ないため、発電量は下がります。大切なのは「雨の日に発電しない」と決めつけることではなく、年間を通して発電量を見て、昼間の電気を上手に使うことです。
雨の日でも太陽光発電は発電するのか

結論として、雨や曇りの日でも太陽光発電は発電します。太陽光パネルは直射日光だけでなく、雲を通った散乱光でも発電できるためです。ただし、日射が弱くなるほど発電量は下がります。発電量は天気、季節、屋根の向き、影、パネル容量で変わるため、1日単位より月間・年間で見るのが実務的です。
日本太陽光発電協会は、住宅用太陽光発電の基本情報として、設置条件や発電量が環境に左右されることを案内しています。梅雨や台風時期の発電低下も、年間シミュレーションの中で考えると判断しやすくなります。JPEA公式ページ
雨の日の電気代対策はどう考えるか

雨の日は、発電量が少ない時間帯に無理に電気を使いすぎないことが基本です。洗濯乾燥、食洗機、エコキュートなど大きな電気を使う機器は、発電が見込める時間帯へ寄せると自家消費しやすくなります。蓄電池がある家庭では、天気予報を見て前日に充電設定を見直す方法もあります。
ただし、蓄電池の運転方法は機種や契約プランで違います。電気代が必ず下がると断定せず、昼間の使用量、夜間単価、売電単価、家族の生活時間を合わせて確認しましょう。
相談前に確認したい3つの数字

相談前に見るべき数字は、年間発電量の見込み、昼間の電気使用量、売電単価です。雨の日の発電だけで判断すると、設備の良し悪しを見誤ります。年間でどれだけ発電し、そのうち家庭でどれだけ使えるかを確認することが大切です。
見積もりでは、発電シミュレーションの前提、影の影響、保証、点検内容も確認しましょう。雨の日に不安がある場合は、蓄電池の容量や停電時の使い方も合わせて相談すると、暮らしに合った計画にしやすくなります。
引用・参考情報
- 住宅用太陽光発電システム、一般社団法人太陽光発電協会、https://www.jpea.gr.jp/house/、参照日:2026年8月13日
- 再生可能エネルギー固定価格買取制度ガイドブック等、資源エネルギー庁、https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/、参照日:2026年8月13日


